川端税理士事務所|秋葉原

【第6回】空室対策の基本|不動産賃貸・アパート経営でやるべき3つの工夫

不動産賃貸やアパート経営において、もっとも頭を悩ませるのが 空室リスク です。
「家賃を下げるしかないのか?」と思うオーナーも多いですが、必ずしもそれだけではありません。
今回は、不動産オーナーが実践できる 空室対策の基本 を3つに絞って紹介します。

空室対策1:家賃設定を適正に

  • 周辺相場より高ければ当然入居は決まりにくい
  • 逆に安すぎると収益性が下がる
  • ポイントは 「エリア相場を調べ、+αの付加価値をつけて適正賃料にする」 こと

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空室対策2:リフォーム・設備投資で差別化

  • 築年数が古い物件は敬遠されがち
  • ただし大規模リノベーションよりも、 入居者が気にするポイントを改善する方が効果的
    • 水回り(トイレ・洗面台)を新しくする
    • クロスや床材を明るい色に変える
    • 単身者向けなら宅配ボックス設置

空室対策3:管理会社・仲介業者との連携

  • 管理会社や仲介業者が物件を「紹介したくなる条件」を作ることが重要
  • 仲介手数料や広告料(AD)を柔軟に設定する
  • 写真や募集図面の質を上げて、物件の魅力を伝える

まとめ

  • 空室リスクは不動産賃貸・アパート経営における最大の課題
  • 家賃設定・リフォーム・仲介業者との関係、この3点を押さえるだけで改善できるケースが多い
  • 家賃を下げる前に、まずは「付加価値を高める工夫」を検討することが重要

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