川端税理士事務所|秋葉原

自分でクラウド会計つかって記帳をやると税理士報酬が安くなる?

「少しでも税理士費用を抑えたいから、会計ソフトへの入力(記帳)は自分でやろう!」

そう考えている経営者や個人事業主の方はとても多いです。
しかし、結論からお伝えすると、「自分で入力しても、トータルの費用は安くならない(むしろ高くつく)」ことがほとんどです。

「えっ、作業を自分でやるのに安くならないの?」と疑問に思った方へ、今回はその理由と、記帳をプロに任せるべきメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

自分で入れても安くならない「3つの理由」

ITの世界でよく、「素人が書いた複雑なプログラムコードを修正するより、最初からプロが書いた方が速い」と言われますが、会計も全く同じです。簿記の知識がないまま自分で入力を進めると、以下のような「目に見えないコスト」が発生します。

間違いを直す方が時間がかかる

勘定科目の間違いや、消費税の区分ミスなどが大量にあると、税理士側はそれを一つひとつ紐解き、修正(デバッグ)していかなければなりません。ゼロからプロが入力するよりも遥かに手間がかかるため、結果として「修正費用」や「監査報酬」が上乗せされてしまいます。

経営者の「時間」という最大の見えないコスト

慣れない会計ソフトと格闘する時間に「毎月5時間〜10時間」使っているとしたら、その時間で本業の営業活動をした方が、会社にとってはるかにプラスになるはずです。

会計ソフト代も自己負担になる

現在、主要なクラウド会計ソフトの法人プランは月額5,000円〜8,000円(年間で約6万〜10万円)ほどかかります。自分で入力する場合、このソフト代は当然自社で全額負担しなければなりません。

一方、当事務所に記帳を丸投げしていただける場合、この会計ソフト代は原則「不要(当事務所が負担)」です。

つまり、自分で入力しようとすると、「ソフト代(固定費)」+「自分の作業時間」+「間違えた時の修正費用」がトリプルで発生するため、費用を抑えるどころか大赤字になってしまうのです。

コラム:「自分で記帳すれば安くしますよ」という税理士の罠

ここで少し、業界の裏話をお話しさせてください。
もしかすると税理士によっては「自分で記帳してくれたら、その分顧問料をお安くしますよ!」といわれることがあると思います。

「ほら、やっぱり安くなるじゃないか」と思うかもしれませんが、実はここには2つの大きな罠が隠されています。

  • 罠①:元々が「割高な見積もり」になっているケース
    最初から値下げを前提とした高い見積もりを提示しておき、「自分でやるなら引きますよ」という単なる営業テクニック(ポーズ)であるパターンです。これでは実質的に得をしていません。
  • 罠②:中身をほとんどチェックせずに申告しているケース
    これが一番恐ろしいのですが、安くする代わりに、お客様が入力したデータを「プロによる精査(デバッグ)」をほぼ行わず、そのまま横流しで申告してしまう事務所が存在します。 当然、間違いだらけのまま申告することになるため、数年後の税務調査で一発アウトになり、莫大な追徴課税を払う羽目になるのは経営者様ご自身です。

「社内に優秀な経理担当者がいて、完璧な帳簿を作れる」という例外を除き、基本的には「自分で記帳したからといって、正当な理由で安くなることはない」というのが、会計業界のリアルな現実です。

記帳をプロに任せるメリット

社内に専任の経理担当者がいる場合を除けば、最初から記帳を税理士事務所へ任せる(記帳代行を利用する)方が、会社にとってメリットしかありません。

  • トータルコストを大幅に削減できる 毎月のソフト代(5,000円〜8,000円)が浮くだけでなく、経営者自身の時間が100%本業に使えます。
  • 税務リスクを最小限に抑えられる 税務調査で最も突っ込まれやすい、勘定科目の間違いや消費税の判定ミスを最初から防ぎます。
  • 経営判断のスピードが上がる プロが毎月正しく処理した「生きた財務データ(試算表)」が手に入るため、「今月はいくら利益が出たのか」「どこに投資できるか」を正確に判断でき、銀行融資の際にもスムーズに対応できます。

記帳を任せるデメリット

もちろん、全てを丸投げすることによるデメリットも存在します。
ただし、これらは対策次第で解決可能です。

数字への意識が薄れるリスク

すべて任せきりにすることで、経営者が「会社の数字」に関心を持たなくなってしまうケースがあります。

  • 【対策】 川端税理士事務所では、ただ記帳を代行するだけでなく、完成した試算表をもとに「今月はどうだったか」「これからどうすべきか」を経営者様と一緒に分析する時間を大切にしています。数字を見る習慣はしっかり身につきますのでご安心ください。

資料提出の手間とタイムラグ

領収書や通帳コピーをまとめて郵送する手間や、試算表ができあがるまでに時間がかかるという点です。

  • 【対策】 最近の会計ソフトは進化しています。インターネットバンキングとの連携や、スマホで領収書をパシャリと撮影して共有するだけで、自動でデータが連動する仕組みを導入できます。「紙をまとめて送る面倒な作業」は最小限に抑えられます。

あなたの仕事は記帳ですか?それとも経営ですか?

社内に経理の専門スタッフがいない限り、経営者自らが会計ソフトを契約して向き合うメリットは、正直に言って一つもありません。

餅は餅屋、会計は会計のプロに任せていただき、経営者様は「売上を上げるため、ビジネスを成長させるための時間」に100%集中する。これこそが、会社を一番安く、そして最も速く成長させる裏ワザです。

「うちの場合はどう進めるのがベスト?」と気になった方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください!

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